1月読書メーターまとめ（と、三銃士）

2月に入って気づけば、はや中旬。
今年最初の読書メーターまとめです。

絵本を別にすると『三銃士』しか読んでなかったです。NHK 人形劇『新・三銃士』を見ているのですが、三谷幸喜がどこかのインタビューで、「後半は原作とはもっと違う形になる」と言っていたのが気になっていました。すると図書館で文庫本が新刊であったので、原作がどういうものかとついつい手に取ってしまった次第です。話のついでですが、原作の話は置いといて、三谷版三銃士がおもしろいのです。

あの人形劇、声優さんはメインキャラクターを努める７名しかいません。つまり、７名の声優さんが、通りすがりの市民や兵士などの端役、プランシェやケティなどの動物の声までをすべて担当しています。三谷幸喜も声優で何度か出演しているはずです。

それと、ごく個人的なツボなのですが、「ダルタニアン」の名前を使ったことば遊びがおもしろいです。ダルタニアンを大阪弁風に「たにあ～ん」と呼んだり、「ポメラニアン」とひっかけてみたり。さすが喜劇作家。三谷さん、お遊びが過ぎるのでいっそのこと『喜劇・三銃士』にした方がいいかもしれません（笑）。

本の話が脱線したままですが、原作を読んだ分、原作との違いを気にせずに人形劇を楽しみたいです。以上！

かいじゅうたちのいるところ
映画を観たくて借りました。子どもたちが映画のことを知っていて驚いたけど、着ぐるみが苦手な長男（6歳）は観に行きたくないらしい。こういうお話は大好きです。首を長くしてDVDを待ちます。
読了日：01月31日著者：モーリス・センダック
 大阪うまいもんのうた (クローバーえほんシリーズ)
去年くらいに歌が流行ったらしい（もちろん大阪の幼稚園限定だと思われ）。それで素地ができてたのか楽しんでました。いきなりグランシャトーが出迎えるなんて、こんな絵本はありですか？おもろすぎ。CDを探します。
読了日：01月31日著者：長谷川義史
 ねずみくんとゆきだるま (ねずみくんの絵本)
ぞうさんたちの驚きようったら。
読了日：01月31日著者：なかえよしを,上野紀子
 三銃士下 (角川文庫)
ミラディーがこれほど恐ろしいとは。NHK人形劇、後半はもっと原作から乖離するらしいので、別物として楽しみたい。読み終わったら、平井堅のEDテーマが頭の中で流れ出した。
読了日：01月23日著者：アレクサンドル・デュマ
 三銃士中 (角川文庫)
意外と物語はいろんな恋によって進んでいく。意外とアトスが大貴族。意外とみんな腹黒い。そこがじわじわおもしろい。
読了日：01月17日著者：アレクサンドル・デュマ
 スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)
モンゴルでは馬に名前をつけないと聞いたことがあります。なので白い馬が最後まで「白馬」だったところにも、このお話の力強さを感じました。もちろん絵もすばらしくて映画を見ているよう。最後のシーン、いろんな動物も一緒になってばとうきんを聞いている、と先に子どもが教えてくれました。
読了日：01月15日著者：大塚勇三
 ふしぎなたけのこ(こどものとも絵本) (こどものとも傑作集 (30))
意外にスケールの大きな展開で読み聞かせながらびっくりしました。子どもたちも見慣れないタッチの絵ながらも、カラフルでコミカルな世界に見入っていたようでした。
読了日：01月15日著者：松野正子
 あそぼうよ (五味太郎の絵本)
4歳の次男セレクト。DVDを先に見てたので安心して何も考えずに楽しめました。
読了日：01月15日著者：五味太郎