もちつき大会とミルクの缶
町内会の方が出されたミニ出店で、来ていた子ども達はみんな楽しそう。
でも、かんちゃんのアニキであるヤッピーとミッチーは二人とも物怖じするタイプなので、あまりはしゃがない。
そんな二人を引き連れて辺りを見物。
ウィンナー、フライドポテト、ポップコーン、綿あめ、焼き鳥、そして、おもち。
ヤッピーとミッチーがちょこちょこと色んなものをかじってカンジパパが残りを全部食べた。自分でも食べたし、カンジママも食べてた。
この中からかんちゃんが(おっきくなってから)食べられるものは、ウィンナーとやきとりだけ。
ケトン比が高い(糖質が低い)から。
ポテトもダメ。ポップコーンはコーンだからダメ。綿あめもアメなので×で、
おもちもアウト。お米は糖質の代表格だから。
カンジパパは今までそんなこと考えたこともなかった。
↑この判定も病院でもらった栄養価の冊子とカンジママに聞いたものだ。
ナッツ類は使えそう、豆腐は木綿にせなあかんな、とカンジママ。
もう一年もすればミルクより食事が主体。これからも大変だけど頼んますぜ、カンジママ。
ミルクの缶にこんなことが書いてたとカンジママが言った。
“糖分は脳のエネルギー源です”
その糖分をかんちゃんは使えない。
ガソリン車がガソリンをエンジンに送れないみたいなもんで大変なことだ。
でも人間のすごいところはサブエネルギー源を使えること。
脂肪である。かんちゃんにとってはこっちがメインのエネルギー源となる。
悪気はないがミルクの缶に一文付け足したくなる。
“脂質も脳のエネルギー源です”