ウルトラカンジ

生後 7 ヶ月で GLUT1 欠損症と診断された男の子の成長日記、と GLUT1 やケトン食について

腸風邪の3月

定期の診断以外では初めてかんちゃんを母子センターに連れて行った。

昨日(3/9)の夜から明け方にかけて数回嘔吐したためだ。
それに夜と朝に下痢もした。典型的な腸風邪だが、典型的な腸風邪患者が他に 2人いる。
カンジママとおばあちゃん。みんな早くよくなってね。

病院に着くなり感染症のための隔離診察室に案内された。
早速、血液検査+点滴注射をしてもらうところでイヤな予感。
前にかんちゃんの採血を見てると貧血でぶっ倒れそうになったことを思い出した。
「お父さん、泣くのを見るのがつらかったら出といていいよ」と先生に言われ、「泣くのは大丈夫なんです。実は血がダメなんです」と心の中で答えて早々と診察室を出た。
血がダメなんて思ったこともなかったけれど、前の採血では本当に体中から血の気が引いた。
まっくろくろすけが逃げるようにすばやく、血の気ってこんなにいたのかと思うくらいにサワーッと体の内部に引いていった。

そんなことはどうでもよくて、普通なら点滴してもらって帰れるんだろうけれどそうもいかず。
糖分のない点滴(食塩水)をしてもらって、いつもの 2 倍に薄めたケトンフォーミュラをあげて、下痢・嘔吐がないかを注意しつつ、しばし、かんちゃんと親子水入らずの軟禁生活。
ミルクは全部は飲まなかったけれど、点滴の甲斐もあって、かんちゃんの元気も回復し、先生や看護師さんに愛想を振りまいていた。

驚いたのはおしっこがでないこと。10 時半~15時半で一度も出なかったので、ケトン比を測れなかった。夜中のミルクを2回も飛ばした上に嘔吐したから、500 ml の点滴をしたくらいではすぐにおしっこがでないくらい水分が足りてなかったんだね。
その割には朝からぐったりというほどでもなかったんだけど。
主治医の先生も、元気がなければ即入院というところだけど、元気そうだから明日見せに来てくださいとのこと。

慎重に経過を見てくれるので安心だ。

今のところも問題なさそう。

かんちゃん、明日はママとがんばってね。