ウルトラカンジ

生後 7 ヶ月で GLUT1 欠損症と診断された男の子の成長日記、と GLUT1 やケトン食について

アデノウイルスに荒らされて

カンジの風邪は6月初めの発熱から始まりました。それが2日ほどで治まったものの、6月中旬に再び発熱がありました。幼稚園児になって何かと疲れが溜まって来たのかなと言いいつつ、近くの小児科で検査をすると、マイコプラズマアデノウイルスの両方に反応が出てしまいました。

病院では、両方に反応が出たということは最初の熱がマイコさんで今回がアデノさんかもわかりません、ということになり、アデノウイルスの場合、感染力が強いので介抱をしたときなんかは必ず石鹸で手洗いをしてくださいね、タオルの共用なんかも禁止です、という先生の前フリのような忠告に見事にはまり、我が家の中でアデノウイルスが猛威を振るいます。

まずはカンジを丸3日の発熱に襲い、感染しないよう細心の注意をしていたにも関わらず、1週間の潜伏期間ののちにカンジママを結膜炎と高熱のダブルパンチでノックダウンし、さらにしばらく潜伏して長男のヤッピーにも結膜炎と高熱のアンハッピーセットをプレゼント。ヤッピーは目を真っ赤に充血させて、3日間ほど寝込んでしまいました。

ヤッピーの熱も下がり、アデノさんの怒りもようやく鎮まったと思われた先週の金曜夜、今度は次男のミッチーの熱が上がり始めます。ところが不幸中の幸いで、ミッチーの症状はそれほど悪くはなく、昨日と今日(月曜日)でほぼ完治した様子。発熱する長男を見て、「うつったら何もでけへんからうつりたくない!」と豪語していた次男ですが、結局学校を休むことなく週末で治してしまい、熱もない今日は終始ご機嫌ハイテンションでした。

こうしてアデノさんに荒らされた初夏は終わり、子どもたちは待望の夏休みへと、カンジママにとっては終始子どもたちが家で騒ぎまわる恐怖の夏休みへと、突入するのでした。

そうして僕は、寝たふりをしたアデノさんを胸に秘め、明日から通勤電車の人混みの中でアデノウイルスを解き放つのでした・・・。

補記1:最後はもちろん冗談ですのでどうか僕を避けないでください。それから、ちょっとだけふざけて書いてますけど、寝込んでいる間はみんな本当にしんどそうで大変でした。カンジを始め、みんな元気になってよかったよかった。それから「マイコさん」、「アデノさん」は僕が便宜上勝手に名付けただけなので、この地域でそう呼ばれているわけでは決してありません(笑)。

補記2:アデノさんはプール熱などを引き起こす主要病原ウィルスです。そして、ご覧のとおりにとても感染力が強いのでご注意ください。

参考:潜伏期間ナビ http://www.senpukukikan-navi.com/expression/adeno-virus.html